えがしらさんと神戸での個展をご相談をしたときに、多くの作品は難しいと言われていましたし、BIOMEもえがしらさんの「威力」をまだ実感していなかったのでしょうか。
ともあれ、えがしらさんもBIOMEも、スタンスは全く変わらないのです。
今回の展覧会は、ギャラリーとして、多くの皆様に原画を楽しんでいただけること、えがしらさんの活動を肌感覚で実感していただくことが、彼女の「作品」を介し、BIOMEという空間でご提案できることなのです。

いろんな境遇に置かれている人がいて、
どうしても観たい、
手に入れたい、
というものが合致したり交錯したりします。
同じような顔した「商品」ならば、皆さんの要望によりお応えすることができるのに、、、というそこがポイント。
出会えるときに出会うものが真理。BIOMEでご案内するのは「商品」でなくて「作品」。
異例事態というのも、
冒頭のとおり初めから作品は少ないと言われていにもかかわらず、
・初回「あのぉ、BIOMEのスペースをどんなに広々と使っても、少ないような」と作品の追加、
・「あのぉ、プラタナスの木をクリスマスツリーがわりにお使いいただけますよ」との案内にオーナメントを追加、
・そして展覧会初日の夕方「あのぅ、どうやら、完売に近い状態ですがどうでしょう、かくかくしかじか・・・」と、
12/21火曜日午後に、また追加となる作品が到着します。アーティストには過酷な依頼だったことでしょう。
コアなファンの方は、ずっと待ち望んでいたシリーズものの作品、家族や体調、仕事の都合でBIOMEにお越しになりにくい事情、そんなさまざまな課題や要望がおありになります。
それでも、ゲストの皆様とえがしらさん、BIOMEでそんな困難を乗り越えて(!)、
明日、あらためて、えがしらみちこ「クリスマスの砂糖菓子」個展を、
リフレッシュしてご案内いたします。
明日以降、いつもの通りのBIOMEに立ち返り、
この時この瞬間にめぐりあえた、世界で一つだけの原画をお楽しみください。
ご不便をおかけするかもしれませんが、それもBIOMEならではの運営とおもしろがりながら、心待ちにしながら、静岡のえがしらみちこさんからの「作品」を
皆で待ちましょうぞ!