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メゾチントに沼る 10月7日(土)より

2021年10月。BIOMEでは初めてメゾチントを取り扱いました。その鑑賞自体も難しいだろうかと思いながら、準備を進めていたその展覧会は林明日美氏の個展でした。

その時のblogをぜひお楽しみください。


不安の中スタートした個展もなんのなんの。銅版画のファンは多いですし、メゾチントの造詣が深いゲストも多くおられることもあり、黒く落ち着いたギャラリーの中が違う空気感となってゆくのを感じました。

すっかり、メゾチントのファンとなった今、いろんな作品を手に取り、鑑賞し、今回は、お若い銅版画家を牽引するお二人をお迎えすることができました。


互いの特徴が、漆黒の中から浮かび上がる様は、それぞれの深層を浮かび上がらせるようで眺めているだけで心が落ち着きます。

大森弘之氏と、林明日美氏の二人展「Invisible Osmanthus」。この季節にどなたもが感じる姿の見えない存在が金木犀であるように、そんな目に見えないものでも感じていただけるそんな時間を得ていただきたいと思います。

ぜひ、ご期待ください。


©大森弘之 「Silhouette-12」

©林明日美「お家」

大森弘之と林明日美二人展     銅版画(メゾチント) 「 Invisible Osmanthus -きみはどこから- 」


2023.10.7(土)〜10.15(日) 12:00−17:30 水曜 休廊日 ​最終日は15:00閉廊

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