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④久保田寛子 だいたいでいいけん

久保田さんの初日在廊は終わりました。今回BIOMEは初めて真ん中に大きなテーブルを設置してみました。そこでベンチにかけてマット仕立ての版画作品やZINE、コマ漫画などが閲覧できます。また、ゲストカードも書きながらぐるりと作品を眺めることもできます。


この形式でディスプレイをしたのも、作品全部が60点にも及ぶため、いよいよ腰を据えていただかねばとも思ったのです。

久保田さんは、自身の作品について「絵的に間違ってるんじゃろうけど」と前置きをしたうえで「でも写実的なのもいいけどおもしろくなきゃいけん」。「だいたいでいいけん、おもしろくねぇとね」と。確かに、設営のときもてっきりご教示をいただけるものと思ってたら「BIOMEさんはどう思う?あー、そうしたほうがいいかー、うんだいたいでいいけん」。

©久保田寛子"おいしいみかん"

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