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仁方越由夏④ えんぴつ・描くこと


もともとアクリルガッシュを使った表現をしていた仁方越さんは、出産のときの細切れの時間にもなんとか描き続けたい思いを実現するに適う道具が、鉛筆だったと言います。


いつでも始められて、中断もできる画材。描いていくうちに、そういえば子どもの頃、いいなと思っていた絵って、古い木版画や銅版画の雰囲気だったなと思い出し色々と試していくうちに、今の技法にたどり着きました。


使っている画材は、主に鉛筆(4B、2B)、芯ホルダー(4B、2B、HB)です。

鉛筆を使い始めてから、子どもの抱っこも重なり、腱鞘炎になってしまって、より軽量で少ない力で描き続けられる、芯ホルダーも合わせて使うようになりました。

色鉛筆は、混色も綺麗なカリスマカラーが気に入っています。(仁方越由夏)



Ⓒ仁方越由夏「キジバトの家」

制約が次の発展につながることは、ままあるものです。けれども、乗り越えるには、強い想いがなければ、というのも大切。


さて、今日も「東京では拝見したけれど、神戸では初めて」という方がご来廊くださいました。そして、新しく仁方越さんをみつけてくださったゲストは、また違う思いと目線で楽しんでいただいている様子です。