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仁方越由夏⑤ くろねこ

この個展には、確かにどこの庭にも登場しそうな動物たちが多く描かれています。人よりむしろ庭には必須、ですね。


仁方越さんが初めて猫を飼ったのは、20歳のころだそうで、当時学生で、実家から離れて暮らしていたのだとか。

Ⓒ仁方越由夏 「憧れ」

猫との初めての出会いを、仁方越さんに伺いました。


ある時、新宿の世界堂へ行く途中、手のひらサイズくらいの、小さな黒い猫と出会いました。お母さんと逸れてしまったようで、足に怪我もしていて動かないので、病院へ連れていき、それから一緒に暮らすことになりました。

ちょうど今ごろの季節、9月だったと思います。

その年の7月、友人宅で七夕にちなんで短冊にお願い事を書こうということになり、書いた願い事が「黒猫が飼いたい」で、2ヶ月後、願いが本当になったのでした。(仁方越由夏)

不思議だけれども、動物との出会いってこういうものかもしれないなとしみじみ思いました。しぐさが愛らしく、人間には家族同然の動物たちとのふれあいも繊細な線で表現されていますよ。個展も後半、ぜひお立ち寄りください。