堂前さんの作品を知ったのは20代後半。贈り物としてカップ&ソーサー5客をいただいたのです。初めて手にした時にこの器は何でできているのだろうという手触りと自分なら絶対選ばない花の柄。「えっ、はながら」
新たにコレクションが始まったのはスペースユイさんで個展をされているのを知ってから。この話は改めてご紹介します。BIOMEにとっての大きなきっかけとなった青山のギャラリーです。
「えっ、はながら」と呟いたのではなかったのか。そう、花のモチーフが苦手なわけではく花のもつ華に興味をもてなかったのです。堂前守人さんの花は男性にこそ使っていただきたい気持ちです。手触りはあまり感じたことのないテクスチャー。食洗機にも電子レンジにもお使いいただけます。
華麗とは異なるソフィスティケートされた花を、まずは実際にご覧いただきたいのです。