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木戸優紀子④  魅せるこのアイテム

百貨店での展示が多い木戸さん。田舎の神戸での展示は不安だったかもしれません。

BIOMEは、自然光がふんだんに入り、緑の1年の変化が借景としてギャラリー内を彩ってくれるせいか、居心地の良さはゲストからお褒めいただけています。

(だから、そこは最高のシチュエーション!)


さて、今回手びねりの燭台を推したいアイテムとしてご紹介していますが、、美しく魅せる、ご覧いただくための燭台もご用意しています。


洋燭台にもみえる青絵とアイテムのバランス「梨地漆染付優細描燭台 唐草繋紋」

サイズも、他よりは大きなもので、見応えも十分な作品です。

もともと形状も二種類考えていたそうです。

よりオリジナリティを求めた陶胎漆器(汎用的には奈良時代にほぼ消滅してしまった陶磁器に漆を施し装飾したもの)の技法を用いました。

そして、この燭台、漆を施しているあたりで上部と下部を合体させて作り上げています。取り外しをすることにより、お手入れもできるようにと。


合体部の芯軸は菊花のような意匠仕上げになっています。


漆部分は「宇宙のようにしたい」と職人に伝えたらしいです(笑

木戸さんのアートワークの多くは、長い工程の中に多くの職人やアーティストが関わることは珍しくありません。プライシングやその配分を考えると、利の高いものとは思えませんが、その分幅広い知識やコミュニケーション、何より自分の技が広がるではありませんか。


木戸さんが話した、ある日「なにかこう、ルールとは別に思ったようにやってみようと考えた」というところは、こんなプロセスから生まれたものがあったかもしれません。

人に理解してもらうために交わるのは邪魔くさいものです。

しかし、そんなソフトな軋轢や受容れを繰り返しながら、自分のちょうどよさをつかんでゆくのでしょうね。

この燭台に火を灯してみたいものです。



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