実際に作品をご覧いただくと、まずクリアグラフ技法による立体感がその背景とあいまって不思議な作品として目に映ります。
また、額内の世界観がさまざまな登場人物のアクションで表現されています。アクション自体より人物の不思議さに目を奪われます。
そうやって、近くに遠くに、俯瞰して楽しむ余裕ができるとその細やかさ、理路整然とした校正や描写に驚くのです。美しいということだけではなく、いるべくしている、うごいているべくしてうごいている。
綿引作品にはそんな魅力を感じます。
整然としていることについては、綿引さんのお許しをいただいて、LIXIL社のビジネス情報冊子をご紹介いたします。建築家の中村好文さんが訪問されて記録されたものだそうです。
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