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③近藤美和 モノクロの世界

「版画?」とご質問くださる方もおられますが、今回の展示は黒のガッシュで支持体で背景を塗りこめています。その上に、白のアクリル絵具で繊細に描いているのです。


この表現方法は、昨年末から近藤さんの中で始まっていました。実は「たからものforおくりもの2021」の出展者のお一人でした。その際も、対になったこのモノクローム作品が寄せられました。

Ⓒ近藤美和 「慈雨」

他の作品にも林檎は登場している。「善悪の知識の木(善悪を知る木)」の実としての林檎。どうとるかは観る人次第。

この1年を、この手法で創作してきましたが、近藤さんは平面にだけでなく、自ら木工を手掛けやはりモノクロームの立体作品をこの展覧会で発表しています。

これは後日またご案内しますね。

「この手法は、一旦これで区切りをつけた上でまとめようと思うんです」ときっぱり話す近藤さん。手先の器用さもあり、銅版画もやってみたいとも。


次の展開も興味深いですが、このシリーズはBIOMEが最後のまとまった個展となるかもしれません。