気温が下がり12月の様相を呈してきた神戸。BIOMEも近藤美和さんの今回の作品たちが荘厳さと清らかさを表現してくれています。
近藤さんはグラフィックデザイナーであることから、展覧会に関わる媒体物すべてに、入念で手際のよい準備を進めてこられました。設営からMANABU実施までの3日間は濃密な時間になったであろうと思われます。
ワークショップ経験はおありですが、このアコーディオンブックは手頃な材料とシンプルな製本原理を説いてくれました。こだわりは使う紙やタッセル、リボン。
仕上げは、なくしたくない、残しておきたい記憶のかけらを、このアコーディオンブックにどう配置するか。
切手、誰かがくれた紙切れ、オペラのチケットに、お菓子の包み。
考えるだけで嬉しくなる、そんなMANABUの時間でした。
教会(の祭壇)を模したディスプレイなど、少し心鎮めたい時間に、ぜひBIOMEにお立ち寄りください。
明日も13時にスタートです。
また、本日よりMeeting You Onlineでも、近藤さんの作品すべてをご覧いただけます。お楽しみください。
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