
畑の土を採取し、絵具を作った。
土をふるいにかけ、細かくし水を入れる。
上澄みと沈殿物を取り除き、小皿位に入れる。
指先で細かくなった土に触れて見た。
子供の頃、田んぼに裸足で入った時の感触だった。
個展のタイトル「種蒔く人」は、昨日のおばあさまだけではなく、もともとご一緒に護ってこられたおじいさまのことも表したものだそうです。ジャン・フランソワ・ミレーによる絵画作品「種蒔く人」は、村松さんの生まれ故郷、山梨県立美術館に所蔵されていて、ある種のアイコンになっているそうです。
今回、そのおじいさま、おばあさまの畑から採集した土で絵具を作られました。そういえば、こどもの頃、いろんな色の土を水で溶いてコンクリートの上に落書きしたっけと思い出しました。土から絵具を作る技法は以前から興味をお持ちだったとのことで、BIOME個展で実践。技法から入り、後からテーマやモチーフを考えていかれたそうです。

村松さんの創作過程に思いを巡らせてご覧いただくとまた違った景色がみえてきそうです。