什器は、①持ち出せて長く使えるものと考えていました。それから、今のBIOMEの床はもとの地を活かしたユニークなコンクリートですから、これは②冬冷えるなと。そして、③冬のエアコンはお肌にだめそうだなと。
2015年くらいから薪ストーブでなく、簡易に火を扱えるものを探していたところ、見つけた!アリゾナのホテルで、ゴージャスだけれども砂漠のような荒野に燃え立つ炎は不思議でした。人工的でもあり。
ただそのころはBIOMEの計画もなかったので記憶に閉じ込めていたのですが、
後、上海でさらにハイスペックな(感じの)ものを発見。BIOMEにと急ぎ国内製造のものを探したのでした。
サトウキビやとうもろこしから生成されたバイオエタノールを用い、着火するとCO2とH2Oのみを排出する今の暖炉。季節の変わり目はエアコン不要。何より適度な湿度を保てるのが魅力です。なんだか宣伝文句みたいですね。しかしながら、2019年11月の植田陽貴さんの個展にてご紹介した通り、火、炎を目の前でゆらりと眺められることの、現代では非日常さと、本来人間がもたらした豊かさを実感できます。
取り入れてよかったアイテムですし、BIOMEにも添った話題を提供してくれています。