個展におかれた作品リスト中から抜粋して、ご紹介します。
これら作品のモチーフである天狗のルーツを辿ると、
中国ではその名の通り「天の狗」の姿をしています。
天狗は元々は流星(火球)のことで、大気圏に突入し地表近くまで燃え尽きずに落下した
隕石は大きな音を立てて進むため、天狗は災禍をもたらす凶兆でした。
一方で宇宙雨からの飛来物である隕石は、この星の生命の起源であるとも言われており、
破壊と想像、生命の根源的なエネルギーを感じさせます。(Suisui)
個展としては、初めてご紹介する立体作品。
今まで必然性を感じずにいた立体作品と、絵画とのセッション。
今回は実現させてくれました。
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