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BIOMEについて

 

“A gallery, but not a gallery”

アートギャラリーのようでいて、ギャラリーそのものではない。

その所以は、ここに「アート」と「エデュ」という二つの場が共存していることにあります。アート作品をもっと近くで Kanjiru(感じる)場と、さまざまな世界における専門的な知識や“なるほど!”を Manabu(学ぶ)場。今まさに求められているその二つを重ね合わせた場所として、BIOMEは始まりました。

アーティストやスペシャリストの作品や語りにとどまらず、その背景にある経験や想い、姿勢にも触れることで、より深く学びを得られる場を目指しています。

夜空

Kanjiru
(art)

アートをもっと近くに、もっと身近に。
その想いから生まれたのが、BIOMEの「Kanjiru」です。

ここでは、絵画、版画、陶磁、ガラス、テキスタイルなど、多彩な分野で活躍するアーティストとBIOMEが、その思想やフィロソフィーに共鳴した作品をご紹介しています。単に目に映る美や技巧にとどまらず、作品の中に込められた視点や問いかけにも触れていただきたいと考えています。

アートや工芸さらには日用品に境界がなくなりつつある現代。流行や知名度に惑わされるのではなく、自分自身が本当に心惹かれるものを選び取る時代が訪れています。その一瞬の選択が、自分らしい価値観を形づくることにつながるでしょう。

ときには、あえて多数派とは異なる立場に身を置き、自らをマイノリティとして経験することで、見える風景は大きく変わります。BIOMEは、アートを通じてその新しい視点や感覚を発見していただける場所でありたいと考えています。

この世界にただ一つとして同じものは存在しないアート作品の中から、ご自身の直感で選び取り、ときには大切な方への贈り物として出会っていただければ幸いです。
アートは「感じるもの」であり「考えるきっかけ」ともなります。日常にそうした時間を重ねる場、それこそがBIOMEのコンセプトなのです。

 

MANABU
​(edu)

様々な世界における専門的な知識や“なるほど!”を。
その学びの場として、BIOMEは「Manabu」を提案します。

ここでは、アーティストやスペシャリストが自らの知識・技術・アイディアを共有し、参加者はそこから新たな気づきを得る。そしてその学びや感想を通じて、ふたたびアーティストやスペシャリストへと還元していく––。
互いの間に循環を生み出すことが、Manabuの本質です。

集中できる環境のなかで刺激を受け合う時間は、まさに「気づき」の瞬間をもたらします。そのため、Manabuではあえて少人数にこだわり、専門領域を専門用語を交えながら「少し深く学ぶ」設定を大切にしています。普段出会うことの少ないコミュニティでは、思いがけない発見が拓けるのです。

日々あふれる情報をいつでも容易に手に入れられる時代だからこそ、何が真実であり、どの情報を取捨選択すべきかを見極める力が求められています。

Manabuでは、様々な分野のスペシャリストからリアルな知識を受け取り、現実的な視点を学び取ることができます。その学びを通じて、自らの思考を養い、日常の中で活かしていく力を培っていただける場でありたい––そんな想いからMANABUがスタートしました。

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