A gallery, but not a gallery.
Concept & Philosophy

BIOMEは、作品を「何であるか」ではなく、
「どのような条件で見えるか」から扱う場所です。
作品の見え方は、作品単体だけで決まるものではありません。
距離、順序、情報、価格。
それらが重なったとき、作品は特定のかたちで受け取られます。
BIOMEでは、作品の選定と同時に、
その提示条件を扱います。
作品について
BIOMEで扱う作品は、単体で成立することを前提としています。
用途や機能によって価値が規定されるのではなく、
それ自体として成立している状態を扱います。また、時間や場所を越えて再提示できることも重要な条件です。
作品が一度の状況に依存せず、繰り返し扱われ得ること。
その前提のもとで選定を行います。


提示について
BIOMEでは「展示」と「提示」を区別しています。
展示は、作品を配置し、見える状態にすることです。
提示は、その作品がどのように受け取られるかを含めて設計することです。
作品は、置かれた瞬間から見え方が決まり始めます。
どの位置で認識されるか
どの順序で理解されるか
どの程度の情報が与えられるか
これらの条件が重なり、作品の受け取られ方が決まります。BIOMEでは、この条件を扱うことを、作品を扱ううえでの基本としています。
提示条件
提示は、いくつかの要素によって構成されます。
距離・動線・情報量・順序・価格
これらは独立した要素ではなく、相互に作用します。
BIOMEでは、作品の強度と同時に、これらの条件がどのように組み合わされているかを見ます。


価格について
価格は、作品の位置を示す要素のひとつです。
高額であるかどうかではなく、
どのように手渡されるか、
どのような距離で受け取られるか。
その関係の中で位置づけられるものと考えています。
価格は単独で決まるものではなく、
提示の構成とともに扱われます。
