2024.12.04
news releases
2024年 最終の展覧会
12月 Kanjiru(art)展覧会
「おわりとはじまり」
中村美穂・片平菜摘子・宮崎文子 3人の版画リレー展
2024年12月7日(土)〜12月25日(水)
12:00−17:30
休廊日:12/11wed/12thu/17tue/18wed/23mon
リレー展覧会は、2023年から試行しているBIOMEオリジナルの企画展です。
複数名の同カテゴリーのアーティストが、まず個展形式で自身の作品をバトンを渡すように発表していきます。その後、全アーティストによる合同展覧会で締めくくる構成となっています。
通常の展覧会ではアーティスト個人にスポットを当てますが、この企画では同じカテゴリーを異なるアーティストが表現することで、さまざまな技法や工夫、表現の違いを観覧者に楽しんでいただけると考えています。
昨年は若手日本画家を紹介しましたが、今年は版画を取り上げます。
どうぞご期待ください。
以下、個展順にアーティストをご紹介します。
データ等はご自由にご活用ください。
アーティストにより近づいて、理解するツールとしてインタビュー記事をご紹介しています。過去記事も含めて、ぜひご覧ください。
2024.11.11
news releases
年初め恒例のグループ展覧会
たからものforおくりもの2025
キービジュアルが決定しました
*詳細は各バナーをクリックください。
毎年初に開催しているグループ展覧会のことです。ただ、アーティストにとってもギャラリーにとっても非常にハードルが高い企画。一アーティスト一作品のみで、「宝物」や「贈り物」をキーワードにした作品を寄せられるものです。この型破りな展覧会を始めるにあたっては、BIOMEのフィロソフィーからに繋がる想いがございます。
この大掛かりな展覧会でアーティストを取りまとめたり、コミュニケーションを続けることで、両者の理解が大変深まり、その後の個展に繋がったり、アーティストの活動支援に繋がったりと、結果としても宝物を得られるイベントとして成長してきました。
毎回、キービジュアルを決めてアイコンとしています。通常の個展よりも頻度も範囲も幅広くPRとなるグループ展覧会。何度も名前や作品を目にすることで観覧者の目を肥やし、既視感を濃くするそんな効果があります。その世界では著名であっても、他の世界では全く知られていなかったりすることも多々あります。今年は、イタリア出身、NYCで活躍するビジュアルアーティスト、エミリアーノ・ポンツィ氏。原画の出展は叶わなかったのですが、シルクスクリーンでお楽しみいただきましょう。
2025年は24名に絞りました。特に今回は、海外からの応募が非常に多かったこと、日本国内にいる外国人の応募があったことが大きな変化でした。アーティストインレジデントや、為替の影響などもあってか、日本の文化や風土で学ぼうという人も多いのかもしれません。もちろんBIOMEから声をかけて応じてくれた方もいます。しかし、玉石混交ではなく、全ての貴重なものの中から観覧者にとっての大切なものを選ぶ、そんな選択肢でもあります。
国内外から作品が寄せられます。事前に画像で作品を見ていても、やっぱり現物が揃わなければ、設営は大変困難なものとなります。カテゴリーも違えば、見せ方の工夫にも限界が生じます。しかしながら、私たちの暮らしはそんなことで溢れています。それがリアルなのだと思います。2025年年初はどのようになりますことか。
*展覧会のバナーは二種類作りました。
Address
BIOME(バイオーム)
〒650−0004
神戸市中央区中山手通4丁目16−14
(清山荘1F)