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日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
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12月の人 宮崎文子
版画三人リレー展覧会の中で、唯一リトグラフを制作するのが宮崎文子。お会いしてお話していると、根っから版画や絵画が好きで、さまざまな試行に取り組んでいる人なんだなぁと感じます。お話されている表情がすきだなぁとまじまじ拝見したのを記憶しています。...
2024年11月11日読了時間: 2分


12月の人 片平菜摘子
木目の出方や色味が、湿度や天気に左右されることもあり、技術も未熟なこともあるので摺り増しに難しさを感じます。そのため、時間をあけず一度にエディションを摺りきることが理想です。お客様が最初に作品から受けとってくださったイメージから遠のかないよう、それが、私の一番の課題です。...
2024年11月11日読了時間: 2分


12月の人 中村美穂
木版画家である中村美穂。 風景木版画作品が多く、構造物や日常の風景を映し出す彼女の作品は花や木々といった有機的なものを表現している作品とは一線を画しています。BIOMEが気になっていたのはこの作品。木版画でこのモチーフをよく選んだなーと。...
2024年11月11日読了時間: 2分


11月の人 小川かなこ
時折紹介していますが、BIOMEはアーティストの名前から個展の依頼を決めるということがほぼありません。タイトルや作者がみえない状態で、心に響いたり珍しく思ったりする作品をいくつかチョイスします。 小川さんもそんなプロセスで出会うことになった一人です。...
2024年11月4日読了時間: 2分


spot② 水平線ー境界線ーboundary
個展「spot」には、同じタイトルの作品があります。 識別のためのナンバリングはしないとして、全く同じタイトルでご提示しています。 それが「boundry」。 この水平線の作品の数々も同じ「boundry」。 風景画として見れば、どこの海だろう、奥見える陸地はどこだろう、天...
2024年10月30日読了時間: 2分


spot① 菅野静香の眼
想定はしていたものの、ご来廊のお客様の一言目は「まるで写真のよう」と。写実性が高いのは多分に菅野静香の画力の高さにほかならないと思います。しかし、そこだけが魅力ではないのです。 なぜその構図を選んだのか、どんなふうにこのモチーフを記録したのか。想像を膨らませると、どんどん菅...
2024年10月27日読了時間: 2分


「さかいめの先へ」遠藤 萌 木版画個展、無事終了いたしました。
初日から、家族で在廊を果たしてくれた遠藤萌さん。第一子はまだゼロ歳にも関わらず、母の仕事の様子がうれしいのか、また励ましてくれているのか、まだ言葉にならない言葉をあぶあぶあぶと話しながら、我々を見守ってくれていました。 この個展の間、遠藤さん自身のことというより、木版画作品...
2024年10月20日読了時間: 2分


木版画のこと その2
巴水のように叙情豊かに細かな彫りのものというより、ほっくりところんとしたようなものが実は日本人の大半がお好きなのではないでしょうか。思い過ごしでしょうか。 さて、自分の手でアートを生み出さない私のような人間としては、できるだけ多くの制作現場をみたり聞いたりしておきたいと思っ...
2024年10月8日読了時間: 2分


風のまつり日④ 横山芙實が用いるモチーフ
彼女の描く人物の表情、手、足。逞しく、けれど柔らかく丸い。鑑賞した人が「懐かしい気持ちになる」「日本の物語の絵のよう」と感想を教えてくれます。 横山さんが在廊された際に、昨年より線が丸く柔らかくなりましたけれども、この雰囲気は変わらないですね。特に人の表情のモチーフは何かを...
2024年9月14日読了時間: 1分


10月の人 遠藤 萌
遠藤さんは、遠藤萌(Megumi Endo)。木版画を愛する作家のお一人。特に自然を題材にした作品が多く、もちろんかつてはご自身も登山を楽しまれていたようです。 2024年後半のBIOMEは、版画作品を多く取り扱います。...
2024年8月26日読了時間: 2分


平丸陽子④ 京都ぐらし
平丸さんは東京出身。大学卒業後もしばらくは東京で働いていましたが、京都へと活動拠点を移しました。関西でも特殊なエリアである京都について伺うと、 ゆったりとした印象です。 鴨川の近くをよく歩くのですが、空が広いなといつも思います。...
2024年7月21日読了時間: 2分


平丸陽子③ 抽象画のミカタ
平丸陽子の作品は、抽象画に分類される作品となります。はて、抽象画。何が描いてあるのか、いいのかどうかもわからない。 それでよいと思います。 特に。日本人である我々は幼いときから、解を要求されたり、形あるもの意味あるもの整ったものをよしとしてきた慣習が強いかもしれません。...
2024年7月15日読了時間: 1分


平丸陽子 ② シナジーを醸す人
アーティストでありながら、ギャラリー視点、企画視点で作品たちを観る力にも長けている人。その経験は 丸みを帯びた柔らかなコミュニーションとして顕れるのです。 ですから、その作戦(いや、そうではない)に依存してしまうと、すべて知識や実績として吸収していきます。...
2024年7月14日読了時間: 2分


9月の人 横山芙實
横山芙實 Fumi Yokoyama 1992年 宮崎県生まれ 2015年 女子美術大学卒業制作賞 2017年 女子美術大学大学院 博士前期課程美術研究科 日本画研究領域 修了 《助成・スカラシップ》 2015年 佐藤国際文化育英財団第25期奨学生 2023年...
2024年6月30日読了時間: 2分


中田 誠⑤ 土鍋は持ってるけれど
我々日本では、土鍋はどちらのお家でも、IH対応のものを含めてお持ちの方がほとんではないかと思います。ですから、その大きさや重さ、そして収納に場所を取るのはよくよくご存知のことでしょう。 中田さんの鍋を初めて目にした時に、「一体何に使うの」と思ったことをお伝えしましたが、その...
2024年6月5日読了時間: 1分


中田 誠③ もしかしてご自身のための
中田さんのご紹介が遅れました。 中田誠さんは、1977年神戸市生まれなのだそうです。展覧会へは愉快なお母様と従姉妹さんがおみえくださいました。 京都精華大学 造形学部陶芸学科 卒業をし、京都を拠点にしつつ、京都、東京、金沢などで展覧会を開催されてきました。...
2024年5月31日読了時間: 1分


中田 誠② タジン鍋みたいな?
今回キービジュアルとしても用いた陶具の蓋の形、ユニークですよね。タジン鍋みたい!って、タジン鍋と土鍋とはどう違うのでしょうか。 ご存知、タジンはトルコ料理で蒸し料理をおいしく仕上げるための形。湧き上がる蒸気がとんがったところに集まりそれが水滴となり落ちる循環する仕組み。...
2024年5月31日読了時間: 1分


6月の人 中田 誠①
5月末から6月にかけて、BIOMEでは久しぶりの陶器の個展を開催することになりました。 陶器は日頃使い慣れている土ものとしては、もっともポピュラーですので、 やっぱり、安心感があります。 さて、中田誠さんの作品に出会ったのは、4.5年前。とあるところで、不思議な形の不思議な...
2024年5月28日読了時間: 1分
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