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鈴木 隆⑤ その人 -1-

連日、貫入その装飾性に感嘆の声があがる、鈴木さんの器。

小田原から初日のみ在廊いただきましたが、その人となりとご紹介させてください。


私は小さな頃から絵や工作が大好きで、学校へも主要科目以外の図画工作、体育、音楽などをするために通っていたような子供でした。物心ついてからも、職人さんや画家、音楽家などに憧れていましたが、自分にはその道で食べていける程の才能は無いと思い、高校卒業時も美術系の学校への進学や職人への弟子入りもしませんでした。


結局、大学を卒業後、地元の老舗書店に就職して会社員生活を13年間送ることになるのですが、会社員として真面目に働くのも楽ではありません。会社員"あるある"ですが、このまま定年までこの生活を送って後悔は無いのか、という考えが頭をよぎるようになります。


そんな中、ひょんなことから近くの公民館で活動していた陶芸サークルに顔を出すことになり、陶芸と出会ってしまったのです。


それからというもの、職場の利を生かして陶芸に関する本を読み漁り、どっぷりと沼にはまっていくのでした。轆轤や窯を手に入れ、趣味としてしばらく続けていたのですが、時代の流れから勤めていた書店業界にネット通販書店の台頭という大きな転機がやって来ます。


(鈴木隆氏談)



鈴木隆作品 青瓷(白瓷)の数々

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