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日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
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- 9月14日
- 1 分
風のまつり日④ 横山芙實が用いるモチーフ
彼女の描く人物の表情、手、足。逞しく、けれど柔らかく丸い。鑑賞した人が「懐かしい気持ちになる」「日本の物語の絵のよう」と感想を教えてくれます。 横山さんが在廊された際に、昨年より線が丸く柔らかくなりましたけれども、この雰囲気は変わらないですね。特に人の表情のモチーフは何かを...
- 8月26日
- 2 分
10月の人 遠藤 萌
遠藤さんは、遠藤萌(Megumi Endo)。木版画を愛する作家のお一人。特に自然を題材にした作品が多く、もちろんかつてはご自身も登山を楽しまれていたようです。 2024年後半のBIOMEは、版画作品を多く取り扱います。...
- 7月21日
- 2 分
平丸陽子④ 京都ぐらし
平丸さんは東京出身。大学卒業後もしばらくは東京で働いていましたが、京都へと活動拠点を移しました。関西でも特殊なエリアである京都について伺うと、 ゆったりとした印象です。 鴨川の近くをよく歩くのですが、空が広いなといつも思います。...
- 7月15日
- 1 分
平丸陽子③ 抽象画のミカタ
平丸陽子の作品は、抽象画に分類される作品となります。はて、抽象画。何が描いてあるのか、いいのかどうかもわからない。 それでよいと思います。 特に。日本人である我々は幼いときから、解を要求されたり、形あるもの意味あるもの整ったものをよしとしてきた慣習が強いかもしれません。...
- 7月14日
- 2 分
平丸陽子 ② シナジーを醸す人
アーティストでありながら、ギャラリー視点、企画視点で作品たちを観る力にも長けている人。その経験は丸みを帯びた柔らかなコミュニーションとして顕れるのです。ですから、その作戦(いや、そうではない)に依存してしまうと、すべて知識や実績として吸収していきます。...
- 6月30日
- 2 分
9月の人 横山芙實
横山芙實 Fumi Yokoyama 1992年 宮崎県生まれ 2015年 女子美術大学卒業制作賞 2017年 女子美術大学大学院 博士前期課程美術研究科 日本画研究領域 修了 《助成・スカラシップ》 2015年 佐藤国際文化育英財団第25期奨学生 2023年...
- 6月5日
- 1 分
中田 誠⑤ 土鍋は持ってるけれど
我々日本では、土鍋はどちらのお家でも、IH対応のものを含めてお持ちの方がほとんではないかと思います。ですから、その大きさや重さ、そして収納に場所を取るのはよくよくご存知のことでしょう。 中田さんの鍋を初めて目にした時に、「一体何に使うの」と思ったことをお伝えしましたが、その...
- 5月31日
- 1 分
中田 誠③ もしかしてご自身のための
中田さんのご紹介が遅れました。 中田誠さんは、1977年神戸市生まれなのだそうです。展覧会へは愉快なお母様と従姉妹さんがおみえくださいました。 京都精華大学 造形学部陶芸学科 卒業をし、京都を拠点にしつつ、京都、東京、金沢などで展覧会を開催されてきました。...
- 5月31日
- 1 分
中田 誠② タジン鍋みたいな?
今回キービジュアルとしても用いた陶具の蓋の形、ユニークですよね。タジン鍋みたい!って、タジン鍋と土鍋とはどう違うのでしょうか。 ご存知、タジンはトルコ料理で蒸し料理をおいしく仕上げるための形。湧き上がる蒸気がとんがったところに集まりそれが水滴となり落ちる循環する仕組み。...
- 5月28日
- 1 分
6月の人 中田 誠①
5月末から6月にかけて、BIOMEでは久しぶりの陶器の個展を開催することになりました。 陶器は日頃使い慣れている土ものとしては、もっともポピュラーですので、 やっぱり、安心感があります。 さて、中田誠さんの作品に出会ったのは、4.5年前。とあるところで、不思議な形の不思議な...
- 5月19日
- 2 分
坂岡知子 個展、無事終了いたしました。
気候変動の激しかった1週間、香港や蘇州を描いた坂岡知子さんの作品をご紹介してまいりました。本日、無事に終了いたしました。 遠方から、また日本で活躍する日本画家からと、幅広いファンを持つ坂岡さんの作品の細やかなペンと水彩画が、香港のおおらかさと緊張感を表現しているようでもあり...
- 5月13日
- 1 分
坂岡知子③ テンペラ画
テンペラ画は大学時代に勉強していたという坂岡さん。 偶然に偶然が重なったフィレンツェで、教えを請いたい教授からさらにテンペラ技法を学んだそうです。ペン画でもそうですが、細やかさに長けた彼女にうってつけだったのではないでしょうか。...
- 5月12日
- 1 分
坂岡知子② 誰も座っていない椅子
そう、坂岡作品には(チャイニーズ)チェアが多く登場します。ご本人曰く「誰も座っていない椅子が好きなんです」と。 とは言いつつ、黒い鳥や白い鳥が羽を休めていたりはするのですが。 こちらもペンと色鉛筆で描かれた風景。 遠くから近くから、どうかご覧いただきたいとおもいます。...
- 5月11日
- 2 分
5月の人 坂岡知子①
2022年のたからものforおくりもの展覧会、Leaping Outの北野エリアで開催したときに、蘇州の景色を描いた精緻なペン画が大変評判を呼んだアーティストが坂岡さんでした。 作品だけをご覧になり、このアーティストは欧州出身かと質問をされた方が多くいらっしゃったのです。...
- 4月24日
- 2 分
漆と向き合う人 浅野絵莉
浅野絵莉さんをインターネットで検索すると、新聞社がまとめた四国の漆作家である数名の女性ととも紹介されている記事を見つけることができます。浅野さんの引き締まった表情や意志をもった瞳がとても印象的なのです。 作品を初めて海外(ドイツ)で発表しました。たとえば、ジュエリーなど身に...
- 4月24日
- 2 分
漆と向き合う人 黒木紗世
展覧会が始まる前から、問い合わせが多くはいった黒木さんの作品。「花凪」。蓋物の規方にまで螺鈿がつめられています。豪華なのだけれどもシックな作品。 京都で行われた3月の展示にあわせ、茶箱のお道具をつくりました。少し小ぶりでちいさなお道具たちがとても愛らしく、資料など集めるうち...
- 4月24日
- 2 分
漆と向き合う人 八代淳子
八代さんのご自宅兼アトリエは、羨ましくなるような軽井沢の森の中。広い敷地に自然と馴染んだものたちが据えられ、ちょっと海外に来たような気持ちにすらなりました。 ひたすら制作の日々で気付けば4月になっておりました。 これから芽吹の季節なので日々庭で顔を出す植物達のチェックを怠ら...
- 4月24日
- 2 分
漆と向き合う人 田中若葉
若草色の漆を扱っている作家ということと、お名前の若葉ですぐに一致した田中若葉さん。広島県の出身ですが、現在金沢で漆芸に関しての活動をされているそうです。今回ご一緒されている黒木紗世さんとも懇意にされていると伺いました。 切磋琢磨できる環境が、美しい金沢であるのは心強いもので...
BIOME(バイオーム)
email artroom@biomekobe.com
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