在廊の叶わなかったunpisさんが寄せてくれたメッセージをご紹介しましょう。
ー「不明なオブジェクト」のタイトルの意図、この時期の創作の機運を教えてください。
unpis モノを描く展示にしたいという気持ちがありました。タイトルを考えている時、「オブジェクト」と「オブジェ」という言葉の響きが近いわりに、意味は違うことが気になりました。そこから「不明なオブジェクト」というタイトルを思いつき、PCのエラーのような不穏な響きが気に入って採用しました。
いつもはもう少し解釈の幅の広いタイトルをつけることが多いのですが、かえって難しく、自分で自分の首をしめる結果になりました。
しかし、最終的に今回悩みながらも制作した作品たちを並べてみると、「身の回りのものの見方を変える」という意味で、いつもの制作とマインドが同じだったことに気がつきました。結局、今はそういうことが描きたいみたいです。
ー みどころはなんですか。
>身の回りにあるオブジェクトが、オブジェのように見えるような絵を描きました。それを表現するためにざっくりと分類すると3つの方法で描いている気がしました。
①ものの組み合わせでオブジェのように見える絵
②ものの置かれた状況でオブジェのように見える絵
③ものを並べて、改めて見てみるとオブジェのように見える絵
どの絵に何番の手法が当てはまるのか考えながら見てみてもらえたら嬉しいです。
本日14日(金)、16日(日)に、ご覧いただける予約枠に
まだ少々の余裕がございます。
unpisさんからのメッセージを思い浮かべながら、ぜひお楽しみください。
予約はこちらから。