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宮本敏明⑤ イカリエ展終了しました。


おみえになられたお客様から作品も設営も素敵なのでキャプションがなくてもいいかなと思いました、というご感想をいただきました。


そういえば、はじめ宮本さんからも「キャプションは不要かな」と言われていたのです。けれども、観覧だけのBIOMEではなかったので共通言語は必要かと、各作品にナンバリングをしたのでした。


2021年、コロナ禍がまだ落ち着かないうちに30年間住んだパリを引き揚げてきた宮本さん。

外に飛び出して被写体を見つける機会がめっきり減ってしまい、逆に身近なものや、傍に転がっているものなどに目を移し始めました。

アートワークとして、版画にチャレンジしたり、仕上技術のために和紙の裏打ちを専門家に教わったり。ない時間をみつけては、やりきれない思いや日本での生活の発露を見出してきました。


ゲストになかなかご説明も難しい作品の数々。けれど宮本さんはパリでゲストからこう叱られたそうです。「あなたが説明してしまうと私のインスピレーションが狭まってしまう!」と。

宮本さんご自身手放したくない作品も今回は、

大公開しています。

しばらくMeeting You Onlineで、お楽しみいただけますのでこの機会を逃すてはないですよ。


宮本さん、また関わられた多くのみなさま、

ご興味いただいたゲストのみなさま、

どうもありがとうございました。イカリエ個展は終了いたします。


一枚だけ紹介されていたお気に入りの写真作品

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