top of page
日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
検索


核光④ 輪島明子 Boring Surveyを巡り
地中の記録、水の断面 ガラス作品の制作経験をお持ちだというお二人のゲストから、輪島明子さんの「Boring Survey#2」について、どのような技法で制作されているのか、という質問をいただきました。ご紹介している「Boring Survey #2」は、搬入後、設営上の不具合で、一度輪島さんのもとへお返しし、展覧会初日から数日遅れて展示が実現した作品です。 輪島さんの創作を考えるうえでも重要な作品だけに、良いご質問を頂いたこともあり、あらためて制作についてお尋ねすることにしました。 一方、その質問を受けて思い出した場所があります。福井県若狭町、三方五湖のひとつ水月湖のほとりにある、福井県年縞博物館です。 以前からその研究に関心があり、実際訪問した時には、ボーリング調査によって湖底から採取された細長い試料に目を奪われました。幾重にも重なる色彩の濃淡や、細かな線の不規則な連続。地質学的な資料でありながら、抽象絵画や精緻なデザインを思わせる美しさがありました。 その模様は、人間の意図によって描かれたものではありません。湖底に堆積した物質が、長い歳月を経
10月22日読了時間: 8分
bottom of page
