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日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
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戸出雅彦② 変わり続けてきた九谷焼
九谷焼の歴史から、戸出雅彦の色絵を考える 戸出さんについては、これまでもブログでBIOMEなりの視点をお伝えしてきました。今回は個展でもあり、改めて九谷焼についてしっかりと調べたいと考えます。 九谷焼の歴史は、江戸時代前期、17世紀半ばにさかのぼります。 加賀藩の支藩である大聖寺藩の初代藩主・前田利治のもと、現在の石川県加賀市にあたる九谷村で磁器の生産が始まりました。当地で陶石が発見され、肥前有田で学んだ製陶技術を導入したことが、その始まりと伝えられています。少なくとも1655年には九谷焼が存在していたとされますが、正確な開窯年は明らかになっていません。 この時代の作品は、後に「古九谷」と呼ばれるようになります。 古九谷を特徴づけるのは、大胆な構図と濃厚な色彩です。緑・黄・紫・紺青・赤の「九谷五彩」を用いた色絵、器面を塗り埋めるように彩色する青手など、その表現は絵画的で、時には器の実用性よりも絵付けの存在感が前面に出ています。 もっとも、古九谷と呼ばれる伝世品の産地については、有田産とする説と九谷産とする説があり、現在も研究上の議論があります。.
26 分前読了時間: 5分


戸出雅彦① またお会いできました
九谷焼だけれども。 BIOMEを始めた2019年、「8人の酒器展」に参加していただいたのが、戸出雅彦さんとの最初のご縁でした。それから7年。作品を紹介し続けてきましたが、改めて、なぜ戸出さんの作品に惹かれるのだろうと考えています。 九谷焼といえば、華麗な色絵、緻密な文様、時に箔をもちいたゴージャス感、そして長い歴史をもつ伝統工芸です。 戸出さんの作品にも、そうした九谷の技術が確かに存在しています。なかでも市松模様の作品は、器の膨らみやくびれに沿って、四角形が伸びたり縮んだりする。平面では単純に見える幾何学文様が、器という立体を得ることで、思いがけない表情を生み出しています。日本経済新聞にも大きく取り上げられるなど、磁器上で広げられた市松模様の面白さです。 ところが、その同じ作家が、犬の「ジョン」を描くのです。 ジョンは、戸出さんが幼い頃に飼っていた犬。時には作品の主役になり、時には、そこにいて当然という顔で器のなかに現れます。 精緻な文様を描く人が、どうしてこんなにも自由な絵を描を器の上に描くのだろう。 もっとも、これは私たちが勝手に、伝統工芸に
30 分前読了時間: 2分
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