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TINY ROUND TABLE -Illustration Focusのポートフォリオレビュー

  • 2月15日
  • 読了時間: 3分

5月9日(土)。自らお申し込みをされた少人数で開催されるイベントの第三部、17:50〜「Portfolio Review with Tatsuro Kiuchi」は、神戸では相当希少な場となるはずです。


理由はシンプルです。

あっと、その前に。この場はIllustration Focusとさせていただいています。アートのレビューとは異なりますことを、あらかじめご承知おきください。


さて、東京とそれ以外の都市とでは、イラストレーターが第三者にポートフォリオを見せ、実務の視点で意見を受け取る機会の量と質が、構造的に異なることを、おわかりでしょうか。

東京には、アートを専門とした美術大学や専門学校が集中しています。それ以前に、出版社、編集部、広告代理店、制作会社、デザイン事務所が密集し、日常的に「見る側」と「作る側」が接触する環境が、日本のどの地域よりも存在しているからです。金額規模も、もちろん異なるでしょう。

イラストレーションを考察する上での軸として、制作の起点、主たる評価者、価格の根拠などが挙げられると思います。つまり、東京のような機能を果たせる場では、ポートフォリオは「作って見せるもの」である以前に、実際に使われ、更新され、見直され続けるものとして扱われやすいのです。





一方、神戸を含む多くの都市では、状況が異なります。

制作の場はあっても、仕事としての判断が行われる場は、ほとんど可視化されていません。ポートフォリオは完成させるものにはなっても、第三者の実務的な目にさらされる機会が、極端に少ないのが現実です。

その結果、描く力があっても、どの仕事に適しているのか、どこを整えれば次につながるのかが、本人にも見えにくい状態が続きます。

今回のポートフォリオレビューは、こうした地域差も考慮した前提のもとに設けました。しかもこの場を担ってくれるのは、同日から個展を開催する木内達朗

制作を続けながら、編集・出版・広告の現場で仕事を重ねてきた作家です。


青山塾では講師として、彼の経験値や経験則を余すことなく参加者に提供しています。そのような時間を、BIOMEというちっぽけなギャラリーの数時間を使って、ほんのエッセンスを再現したいのです。

青山塾のホームページより抜粋
青山塾のホームページより抜粋

ここで行われるのは、評価や選抜ではありません。

また、完成度を競う場でもありません。

ポートフォリオを前にして、「この人に何を頼めそうか」「どの条件なら成立しそうか」。そうした実際の判断が、どこで行われているのかを言葉にする時間です。

東京では、断片的に触れることができるその視点を、神戸のBIOMEで、しかも少人数で受け取れる機会は、そう多くないでしょう。だからこそ、この時間は、相当希少な場となるはずです。


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