仲さんからの手紙
- NORI Kuriyama

- 8月30日
- 読了時間: 2分
病床にある仲さんからうれしいことにお便りが届きました。
本日は神戸と私のささやかな関係をお話しいたします。三、四十年前になりますが、神戸には2万人学術集会場がありました。当時はこれだけの規模の施設は、神戸と横浜にしかなく、その頃の十数年を、私及び同僚と2−3年に一度は参加・発表をしていました。
そのうちの1日は、神戸についてみて歩きたく、山の手の方の外国人街は目を見張るばかりでした。ついでながら、せっかくだからと神戸牛の専門店に入り満喫もしました。そのうちの1日は、市内の美術館の一つに入りたぶん間違いないと思うのですが、小磯良平の美術館でした。以前からきにしていた作家でもありますが、一人の婦人像(座位)がすばらしく驚嘆いたしました。日本画でもあり有名な先生の絵でありても届くものでもありませんが、絵葉書の1枚でもと買い求めて、書棚に今もあると思います...。
BIOMEさんは若い人ばかりでなく、中高年のような私たちにまで発表の場を提供していただき大変敬服しております。(仲紘嗣氏書簡より抜粋)

仲さんの作品には、どこかにとても繊細な部分が備わっていて、また、このうに漁には、なにか時代的なものを感じる楽しさもあります。海の荒さと堪えながら、旧式の水中グラスで海を覗く様。どんな取材をされたのでしょうね。
仲さん、わたしもウニでお寿司をいただきたいもんですよ。
