古村さんとは新宿の小さなカフェで待ち合わせをしました。華奢なお身体に愛らしくて大きなリングをしてらしたのが印象的です。毎回書いていますが、よくぞまぁ、いきなり会っていただけたものだと思うのです。話はとても早くて、ポイントをタタタッと話されるともう、後はお好きになさってというお話ぶりでした。
多くを語らず、自身の作品はご覧になる方がお好きなようにご覧になられればいいし、自身の思い入れを語ることもしません、と。そして残念なお話をしてもそれはそれで受け容れるという、最初から最後まで自然の流れに任せるという感じを受けるのでした。
スペースユイさんで古村さんの原画購入を迷いました。神戸からネットで拝見しているから迷っていると「原画の迫力はプリントとは違いますよ。マチエールの面白さを楽しんでいただける」という一言で手に入れようと思いました。届いた絵は絨毯が赤で言われた通り、作品自体はA4の紙なのにそこにダイナミックな世界が広がっていました。BIOMEで展示させていただけたことが不思議でなりません。またいつか。
7月末までメール等による古村さんの作品をご購入いただけます。検討され気になられましたらぜひお問い合わせください。