2020年1月30日2 分2月1日からのたからもの展 ⑱坂口健陶芸家の坂口健さんは、長野県東御市にて作陶。織部、灰釉、掻落など様々な技法により創作をされています。 初めて企画書をお送りした際のお返事は、「久しぶりに、器を作り始めた頃の思いが蘇ってきたようでとても興味があります」。昨年末には岐阜、そして新年早々には米子とコンスタントに作...
2020年1月30日1 分Artist2月1日からのたからもの展 ⑰寺田マユミ原画をご覧いただきたい、それが基本にあります。と仰るイラストレーター寺田マユミさん、作品、お人柄ともに丁寧で、安心感が漂う。本の装丁、CDジャケットなど幅広く全国展開で活躍されています。 画風は大きな宇宙に抱かれているような、うわぁーと心が連れ去られるような。けれど柔らかな...
2020年1月29日2 分2月1日からのたからもの展 ⑯八尾さつきお手盆が漆の品でしたので、お立ち寄りくださった八尾さつきさんに「漆はどんなポイントを楽しめばいいんでしょう」と、お品の見方をお願いしたのです。 八尾さつきさんは漆作家で、実は赤絵の種田真紀さんにご紹介いただきました。控えめながら、漆の見るべきポイントやその態様について、簡潔...
2020年1月29日2 分2月1日からのたからもの展 ⑮尾崎カズミBIOMEに初めてお立ち寄りいただいたときのこと。「あー、好きな絵に囲まれて好きな椅子で穏やかに過ごしたい、こんな風なのは理想だわーー」と、BIOMEの展示空間を気に入っていただけたご様子にこちらはドキドキしていたのです。だって尾崎カズミさんなんですもの、版画の!開設する前...
2020年1月28日1 分2月1日からのたからもの展 ⑭いわたまいこつくづくといいますか、BIOME自身がサラリーマンでしたから面白い人が盛りだくさんだな、とアートルームを運営していての感想なのですが、切り絵作家のいわたまいこさんも不思議な経歴をお持ちです。 美術学校を卒業後、一般企業に就職。その後、神戸では、遠足で行ったことのない子供はい...
2020年1月28日1 分2月1日からのたからもの展 ⑬中里花子2019年9月の酒器展でお世話になり、久しぶりにご連絡がついたのが、半年の米国での生活や個展を終えて帰国された「ようやくジェットラグ回復かな」のあたり。 陶芸家である中里花子さんからのメールをそのまま引用させていただくと「ただ目前にあるものに対して、ひとつずつ向き合っていっ...
2020年1月27日2 分2月1日からのたからもの展 ⑫こうのかなえウェブ上のポートフォリオを、年代流れに拝見。過去から、ずっと切り離せない何をお持ちなのかしらと勝手に想像してみたのです。森、うち(家)、深い、迷い、正義、そんなキーワードが。 お目にかかったイラストレーターこうのかなえさんは、濃炭色にも見える素敵なドレスをお召しで、カフェで...
2020年1月27日2 分 2月1日からのたからもの展 ⑪種田真紀赤絵の器は、華があります。ですから多くのアーティストが赤絵を手がけてきた歴史があありますが、手描きで繊細な赤絵付けができる人手は、実際には少なくなっている傾向だとのことです。 種田真紀さんの赤絵模様は古典的でも、洋風でも少し違う。まさに固有。白と赤のコントラストが精緻に織り...
2020年1月26日1 分2月1日からのたからもの展 ⑩尾崎仁美初めてお出会いするのに、お互い手を振り合ってしまったのはなぜでしょう。 たぶん自分が思う以上にお相手の瞳を見る方なのですが、仁美さんの「瞳」もロックアップしてしまったからだと思うのです、遠目に。「みたよ、とらえたよ、仁美さんの目を!」と確認したかのように。...