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日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
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佐藤幸恵と輪島明子 核光③
「作品になる前のもの」 制作について聞いているのに、話がお二人ともそれぞれ、給水塔や山や畑へ向かっていく。 今回面白かったのは、そんなところでした。 佐藤幸恵さんのアトリエの窓から、近所の団地の給水塔が見えるのだとか。8階ほどの高さがあり、形のバランスや細かな表面が気に入っていた佐藤さん。 ある日、塔全体が工事用の囲いで覆われました。塗り直すのだろうと思っていた。数か月後、囲いが上から外されていく。ところが、そこには何も現れない。塗装工事ではなく、解体工事だったのです。 「手品のように覆われて、そのまま消えてしまった」 佐藤さんは、そのときの感覚を「奇妙な喪失感」と表しました。 今回送られてきた写真にも、囲われた給水塔と、その後の風景があります。 けれど、佐藤さんが何を見て、何に引っ掛かるのかを知る写真として、とても示唆があります。 明確な答えがないものや、意味を簡単には決められないものが好きだとも佐藤さんは書いています。映画を見ても、何かが説明され、解決する物語より、最後まで靄が残るようなものに惹かれる。そうしたものが記憶に残り、やがて作品の芽
10月4日読了時間: 3分
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