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日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
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木戸優紀子⑥ という人
記念すべき北陸新幹線の金沢、敦賀間が開通した当日、その人はまた神戸にやってきてくれました。「また」というのは、この個展のちょうど1年前に、展示する場所をぜひみておきたいとわざわざ立ち寄るためでした。 そんなプロセスを経て、今回もあらかじめ、...
2024年3月29日読了時間: 2分


木戸優紀子⑤ テビネリ・タシナム
成型手法の主たる技法手捻り(てびねり)。陶芸経験のある人ならほとんどの方が体験されていることでしょう。 例えば、BIOMEで初お目見えの燭台たち。小さなサイズにも関わらず、安定感を持たせつつ、受け皿の部分は薄く、わずかな歪みがその面白さを表現されています。ご本人は、「ヨッと...
2024年3月26日読了時間: 1分


木戸優紀子④ 魅せるこのアイテム
百貨店での展示が多い木戸さん。田舎の神戸での展示は不安だったかもしれません。 BIOMEは、自然光がふんだんに入り、緑の1年の変化が借景としてギャラリー内を彩ってくれるせいか、居心地の良さはゲストからお褒めいただけています。 (だから、そこは最高のシチュエーション!)...
2024年3月23日読了時間: 2分


木戸優紀子③ 燭台というアイテム
洋燭台は、お姫様ストーリーなどで登場するイメージがありますが、和の燭台は仏具のものくらいでしょうか。 木戸さんが「嗜む」個展で挑んだのは、その燭台。 木戸さんは金沢市で活動されています。この能登地震での大きな被害は免れたと言います。しかし、仕事仲間やお取引先は甚大な被害を受...
2024年3月18日読了時間: 2分


木戸優紀子② ハマってなに
陶芸のご経験がある方はご存知かもしれませんね。 作品を窯に入れて焼成する際、作品がくっついてしまわないよう焼台として、作品の下に敷く窯道具に「ハマ」と呼ばれるものがあります。地域によって呼び名も違うようですが、木戸さんの制作している金沢ではこう呼んでいるのです。...
2024年3月17日読了時間: 2分


木戸優紀子① 神戸に向けて
ちょうど1年前に、個展をする場所なのでとご来廊いただいたのが、はじめて顔を合わせる機会でした。掴みようがないのはアーティストと呼ばれる人にはよくある表現。 嫌いな食べ物は、グリーンピースと紫蘇という...そんなところで人間的な部分を感じる。...
2024年3月16日読了時間: 1分


TAKARAMONO for OKURIMONO 2024 is finished
The title of the event is, but it is still ongoing. You have until noon on Friday, March 8, online to enjoy the artwork and enter your...
2024年3月6日読了時間: 2分


作品リストのご案内:たからものforおくりもの2024
*出展作品(アーティスト)リスト *作品のご購入エントリーはこちらから。 お客様のご芳名、ご希望のアーティス名、作品名をご記入の上 送信ください。 KIM Young-gon (韓国) 「Present」 ¥99,000 (税込) 2023年 24.2x24.2㎝(4S)...
2024年3月2日読了時間: 5分


21人 たからものforおくりもの
作品が21点というのと、アーティストが21人というのは当然ながら、会の開催側からすればハンドリングは難しいものです。 統制されたイメージは偶然が重ならない限り、見込むことはできません。 お誂え向きにできる企画は、観覧側にはどんなイメージでとらえられるでしょうか。見易い、緊張...
2024年2月18日読了時間: 2分


原画を販売しない画家
敬愛するその方は、頼まれても原画を販売されません。展覧会は入場無料、作品集こそ何度か発行されていますが。 存じ上げないだけで他の収入がおありなのかもしれませんが、どうなのでしょう。 最近読んだ書籍から、国家のリーダーの手腕に関する言葉として紹介がありました。...
2024年2月5日読了時間: 1分


たから② KIM Young-gon(韓国)
KIM Young-gonのファンタジックな作品をご存知の方も多いかもしれません。メガネの向こうに隠れた表情こそ見えないけれど、さまざまな仲間と冒険する様子や、一人哀愁漂っている様子など情緒豊かで、深い色のカラーリングはアジア圏の私たちにも馴染みがある作風ではないでしょうか...
2024年1月29日読了時間: 1分


たから ⑲ 堀越克哉(岡山県)
堀越さんは、関西のお越しになった際BIOMEに立ち寄ってくださいました。(さらにいえば、その機会に京阪神のスケッチの旅もされた様子でしたよ)旅したところや往来したところのスケッチが多い堀越さんの作品は、気取りのない、肩肘張らない、鼻唄でも聞こえてきそうなそんな軽快な雰囲気が...
2024年1月21日読了時間: 1分


たから ⑳ 森本美保子(神奈川県)
鎌倉彫。森本さんに教えていただいたのですが、武家政権が誕生した神奈川県鎌倉市で、積極的に中国「宋」時代の中国禅宗文化を取り入れ、禅宗寺院に唐物の彫漆器(漆を何度も塗り重ねて彫刻した漆器)が鎌倉彫のルーツ。つまり仏具として珍重され仏師らが、高度な木彫技術、木彫漆塗が鎌倉彫のは...
2024年1月20日読了時間: 1分


たから ㉑ 和田直子(兵庫県)
世間は狭いとはよく言ったもので、和田直子さんは友人の友人というとても近い存在だったことがたからもの展への出展が明確になってから判りました。彼女は、なんと大手百貨店の経理担当者という経歴の持ち主で、仕事をしつつもアートに携わっておられたのだそうです。...
2024年1月18日読了時間: 2分


たから⑨ 小池志麻(千葉県)
小池さんは、ガラスについて両義性があると言います。美しく繊細な反面、扱い方を誤ると怪我をしてしまう暴力的で狂気を孕むのだと。ガラスは、今ここに存在していても、バランスを崩すと壊れてかたちを失ってしまうという宿命を背負い、限りある生命や、そのひとつひとつの生命の関係性を比喩し...
2024年1月17日読了時間: 1分


たから⑥ 柏木優希 (群馬県)
柏木優希さんは木版を手掛けあるアーティスト。ピクセル木版画、とお伝えしてぴーんと来られる人も少ないかもしれません。こちらは参考として、リンクをお送りします。 木版画、手彫りでざっくりとした素朴な味わいが魅力、と紹介されることが多いのですが、柏木さんのピクセル木版画は、現代的...
2024年1月17日読了時間: 1分


たから ⑰ 野田夏実(東京都)
ご覧の通り、野田さんの作品は観る人の心を鷲掴みにする「器」というより「絵画」です。和食器、洋食器とも違う、明るくて伸びやかで洗練された配色は、他に類を見ない作品ではないでしょうか。直近で彼女について、非常に丁寧に取材されたインタビュー記事がありますので、ぜひこちらもご一読さ...
2024年1月16日読了時間: 1分
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