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日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
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BIOME観察ノート③
置けない作品の研究:インスタレーションを扱わない理由 インスタレーション。空間全体を作品として扱う方法には、平面や単体の立体では届かない力があります。その場所でしか成立しない強さを持つ作品、それはインスタレーション。 それでもBIOMEでは、原則としてインスタレーションを扱っていません。 理由の一つは、作品として残すこと、移動させること、再び展示すること、その一つひとつが難しくなるからです。同じ場所に同じ条件が揃わなければ成立しない作品は、会期が終わったあとに何が作品として残るのかが曖昧になりやすいのです。 作品を扱う以上、展示して終わりではありません。保管、運搬、再設置といったその後の過程まで含めて考える必要があります。そのとき、空間と強く結びつきすぎた作品は、多くの前提を要求します。 BIOMEが優先しているのは、その場を離れても作品として残るもの。会場を変えても、時間が経っても、同じ作品として見直すことができるもの。その条件を備えているかどうかは、扱う側にとっても重要な判断になります。 例外がまったく存在しないわけではありません。単体の要素
3月19日読了時間: 2分


木内達朗という仕事 ③ <原画の威力>
「旧作でよければ、油彩の原画がありますね」。この言葉が出たのは2020年9月でした。当時BIOMEで毎年恒例の企画としていた「たからもの for おくりもの展覧会」。宝物や贈り物にしたい作品を、アーティスト一人一作品持ち寄る企画です。その頃、木内達朗は作品集を出版したばかり。紹介にもなる。そんな口実も用意しました。 何度もお伝えしますが、それまで木内達朗の原画は、画面でしか見たことがありません。ホームページ、書籍、印刷物。出展される作品を、東京のホテルで受け取り、新幹線で持ち帰ります。持ちやすいように工夫された取手。作品を大切に扱う人なのだと改めて思います。 新幹線で運ぶの図 帰宅してすぐ、壁に掛けてみる。そこで初めて分かることがあります。 光の入り方。影の強さ。色の温度。 そうだ。最初の印象は「クリーンなデジタルの絵」でした。しかし原画を見ると、その背後にある判断の数が見えてくる。この経験がなければ、木内達朗の絵を「仕事の絵」としてだけ見ていたかもしれません。 たからものforおくりもの展覧会のキービジュアルとした油彩画「At all
3月8日読了時間: 2分
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