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日常での気づき、イベントやアーティストについて触れた日々のメモです。
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木下めいこ③ ひかりのとき
中央塔が最終高に達したことで、今年あらためて話題となっているサグラダ・ファミリアでは、入場する時間帯を選ぶ楽しみがあります。 朝は東側の生誕のファサード側から青・緑系の光が入り、午後から夕方には西側の受難のファサード側から赤・オレンジ系の光が入ることでも知られています。 一方、一般的なギャラリーで、どの時間帯に見るかまで考えて来られる方は、あまり多くないかもしれません。 夕暮れのひまわり ところで、設営のとき、木下さんは会場を見ながら、窓まわりについても気にされていました。可動壁で窓をすべて覆うのではなく、窓が見える部分を残してほしい、と言われました。外とのつながりが残るようにしたい。その判断が、いかにも木下さんらしいと思うのです。「GARDEN」という個展タイトルが、花のためだけにあるのではないことも、そこに表れています。 これまで大きくご紹介していない作品の中に、孔雀の作品があります。 これが、実に華やかです。孔雀や人喰鳥という題材そのものに装飾性があります。羽の色、金泥や銀泥の光、画面の密度をあげます。近づくと細部が目に入り、少し離れると画
4 日前読了時間: 2分


木下めいこ② 二つの視点で
現代の日本画に注目しています。師弟制度が色濃かった陶や磁やガラスに見受けられていた「○○でなければならぬ」というところが少なからず、顔をのぞかせる世界が、日本画にももしかしたらあったのかもしれない、目に見えない呪縛と言いますか。 絵画は描かれているものだけでなく、何に描かれているのか、どのような手順で画面が作られているのかに目を向けると、作品の見え方はどんどん変わります。 例えば、木下めいこさんの作品では、二つのものに注目してみようと思います。杉板という支持体とサイアノタイプという技法。 杉板は、古くは杉戸絵などにも用いられてきた素材です。杉戸絵は、杉板に絵を描いた間仕切りであり、建築の中に置かれ、日々の移動や視線の中で見られてきました。紙や絹のように均質な面ではなく、杉板には木目があります。年輪があり、節があり、一本の木が成長してきた方向があります。 杉板の木目を横にすることで、時の流れを感じさせると木下さん。 今回取り上げる作品では、その木目が縦ではなく横に用いられています。木が上へ伸びていく方向をそのまま見せるのではなく、横へ流すことで、木
7月8日読了時間: 3分


木下めいこ① ひまわりのような人といっても
「わあ、話に聞いていたより、広くて素敵」 設営のためにBIOMEへやってきた木下めいこさんは、入ってすぐ、思わず声をあげました。 その反応が、すでに木下さんらしいものでした。 壁の位置や作品数を確認する前に、まず場所全体を見る。 今回の展示で大きな課題となっていたのは、屏風をどこに、どのように立てるかということでした。 その最初の一声には、すでに展示の始まりが含まれていたように思います。 BIOME中山手での三人展では、木下さんの大作を十分にご覧いただける展示環境をつくることが難しい部分もありました。 日本画には、屏風、襖、杉戸絵のように、建築とともに見られてきた大きな画面があります。紙や絹に描かれた一点の絵でありながら、見る人の前に広がり、歩く距離や立つ位置まで変えてしまう。木下さんの大作にも、その感覚があります。 今回、BIOMEでの個展では、ひまわりの作品をキービジュアルにしました。 会場でご覧いただくと、まず、その黄色が目に入ると思います。そう見えるように、展示も組み立てています。 ひまわりは、太陽を追う花として知られています。...
7月6日読了時間: 4分
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